油圧オイルについて

油圧オイルの種類
株式会社IKKでは「モービル・ヌトーH46」または「シェル・テラスS2M32」を純正品としております。
「モービル・ヌトーH46」は国際ISO補充粘度グレード46(VG46)に相当し、「シェル・テラスS2M32」は同じくグレード32(VG32)に相当します。
VG32相当品を使用するのはDC-32WH/DC-22Tであり、それ以外の油圧機械はVG46相当品を使用します。
油圧オイルの特徴
油圧オイルは冬季または寒冷地では冷えて固くなり、夏季または熱帯地では粘度が下がる特徴があります。
油圧工具内蔵のオイルは外気温とも関連があり、オイルが適温でない場合油圧工具は本来の能力を発揮しません。
夏季または連続した使用によって油圧工具の本体の温度が約60℃を超えると、油圧オイルの粘度が低下し作業能力がダウンします。このような場合は、一度休んで本体を冷やし、再度使用します。
冬季や寒冷地では「暖気運転」により、油圧オイルを温めます。
油圧オイルの特徴
目に入ったり長時間皮膚に触れると、炎症を起こす事がありますので、保護メガネや保護手袋を着用するなど対策を行い取り扱って下さい。
使用しない時は容器のふたを閉め、子供の手の届かないところに保管して下さい。
容器は内部に残留物(液体または蒸気)が残っているのでご注意ください。
・容器を熱・炎・スパークあるいはその他の発火源に近づけないで下さい。破裂する事があります。
・容器を加圧したり、切断、溶接、ろう付け、はんだ付け、穴あけまたは、研削しないで下さい。爆発を伴って発火する場合があります。
応急処置
のみ込むと下痢、おう吐しますので絶対に飲まないで下さい。
・目に入った場合は、直ちに十分な水で洗浄し、医師の診断を受けて下さい。
・皮膚に触れた場合は、水と石けんで十分に洗って下さい。
・飲み込んだ場合は、無理に吐かせずにただちに医師の診断を受けて下さい。
保管方法
・ゴミ、水分などの混入防止のため使用後は密栓して下さい。
・直射日光を避け、暗所に保管して下さい。
廃油の処理
・処理方法は法令で義務付けられています。法令に従い適正に処理して下さい。
・海、河川、湖、その他川付近および排水溝に破棄しないで下さい。火災の危険があるだけでなく、環境汚染につながります。
・ご不明の点がおありの場合は、購入された販売店におたずね下さい。
機械への補充と注意事項
・運転中、または機体の温かい時は、オイルプラグを外さない。
・油圧オイルの補給は、本体が良く冷えてから行う。
・油圧オイルの補給は、周囲に可燃物の無い場所を選び、こぼさない。こぼれた場合は良く拭き取る。
・油圧オイルの補給時や、運転中はたばこを吸わない。
・作業する時は、油圧オイルを補充した場所を離れて行う。
・油圧工具への補充方法は各機種ごとの取扱説明書を参照して下さい。
油圧オイルのご用命
弊社でも油圧オイルの取扱いがございます。最寄りの営業所などにお問い合わせください。
油圧オイル(VG46/VG32相当品)
内容量部品番号価格
1リットル1C1391A¥1,500-
4リットル1C1390A¥5,000-

※表示価格は税抜き価格(メーカー希望小売価格)です